データを見ながらも、地域をしっかり歩いて、声を伺って解像度の高い仮説を!
【DAY41】
火曜日。少し「人口」の話を。
日本を代表する地方創生の旗手であり、畏友である木下斉さんは言います。
「人とカネの話から逃げる自治体は衰退の主要因だ」と。
私もこの話から逃げずに、諦めずに、正面から考え、実行していきます。
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2015年から2020年までの動きを見ると、全国の政令市20都市のうち、
12都市では「総人口」が増えています。コロナで大都市離れが進んだ時期も含みますが。
福岡市はその筆頭格。全国のペースを大きく超えるペースです。
生まれた数と亡くなる数の差し引きをいう「自然増」が増えたのは2都市だけですが、
それでも各政令都市は、入ってくる人と出ていく人の差し引きをいう「社会増」で、
人口を取り戻しているようです。
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その分析と対策とどう考えるか?
独自分析してみると、北九州市の傾向をみると、「20代=若者」「0-9歳と30-39歳=子育て層」「40歳以上=シニア層」の流出傾向が見て取れます。
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大枠としては、
「稼げる街」にして雇用の場を創ること、
真に子育てしやすい街にしてファミリー層を引き留めること、
健康寿命や文化面の充実などシニア層のUターンIターンを呼び込むこと、
が大事ではないかという仮説が見えてきます。
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ただ、これはあくまでデータの話。
しっかりデータを見ながらも、地域をしっかり歩いて、声を伺って、
もっと解像度の高い仮説を持ち、的確な打ち手を考えていきます。
皆さんの”肌感”あるご意見やご助言、これからもよろしくお願いします!
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今日も皆さん、ありがとうございます!
北九州なら、必ず、できる!