店には、味がしっかりしみ込んだ揚げ。ぎっしり詰まった総菜。
【DAY37】
木曜日朝は、企救丘駅近くでのご挨拶です。今日もさわやかなご挨拶をたくさんいただきました。行き交う車に、全集中で、視線を送ります。それが合ったときの感覚。
やはり全ては”氣”からでしょうか。
皆さん、いつもありがとうございます。
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午前中は、八幡の生き字引のような方と懇談。
かつては旦過や黄金と並ぶ商店街として栄えた地。その後新幹線が通り、時が経ち、今は老朽化したショッピングセンターの建て直しはままならず、どうリノベして、新しいテナントを引き付けるのか。
その課題に向かい合われています。クラファンにもチャレンジされるとのこと。
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2階から上は市営住宅になっています。
驚いたのは、2階部分にある、素敵なコミュニティスペース。
小さな畑やベンチ、パラソルが設置できるテーブルや小さなお稲荷さんまであります(その榊が1年以上枯れないそうです。)
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今は、ひと気の少ないスペースですが、この場所で、多くの子供達が遊ぶのを両サイドの住居の大人たちが見守り、お年寄りがときに話しかけ、子どものも大人も一緒にお稲荷さんにお参りし、みたいな光景があったであろう昭和期を想うと、なんだか懐かしさを超え、愛おしささえ感じるような場所でした。
人のつながり、人の輪、そしてみんなで見守る子供たち。
1階のショッピングセンターでは多くの賑わい。
”大家族のような街”がここにあったんだろう。その温かさが目に浮かぶようでした。
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時を経て今。
では、ここからどうするのか。
今でも、財布を忘れて来店したお客さんには「いいよ、支払いは今度でいいから。」
足が悪い近所のお年寄りには、「ええよ、弁当、持って行ってやるから。」
店には、味がしっかりしみ込んだ揚げ。ぎっしり詰まった総菜。
こんな場所がまだまだ、確かに生きている。手触りと体温のある街。
ぜひ、これを強みと捉えて、近くの大学生や若者が集うような場所にリノベしていきたいですね。そんな夢が拡がる空間でもありました。
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明日からも、皆さんと一緒に、進んで参ります。
北九州なら、必ず、できる!!