diary

タケウチ選挙日誌

心に揺れが生じるときも、帰ってくるところは常に同じ。

ご自由に拡散お願い申し上げます。

【DAY65】

皆さんこんにちは。

今日は週末でもあるので、たまには、「候補者のホンネ」をお話ししてみます。

おそらくお読みの方の中で、大きな選挙に出られた方はわずかだと思います。

候補者でないと見えない風景というものもあり。こんな心境です。

1.色んなご意見にありがとう

候補者(現時点では候補予定者)をやっていると、右から左から、上から下から、本当に色んなご意見をいただきます。

大きな構想を話すと具体論を話せ、具体的に話すと大きな夢を語れ。

感情的に話せば中身がないと、中身を話すと人情が感じられないと。

まあ、百人百様、いろいろです(笑)

パッと、その会場の聴衆の空気感の中でモードを切り替えられるかどうかが試されます。

「出馬」とは良く言ったもので、今は「パドック」の中にいる馬ですから、毛並みや顔つき、体型からオーラの有無まで、色んなご指摘をいただきます。

「オーラを感じた」「気持ちが明るくなった」なんて言われればやはり嬉しいですし、

「君は背が小さいからダメだ」「政治家になるならもっと恰幅が良くないと」

そんな対応できないご注文も(汗)

でも、前回の選挙では、街頭に立っていたとき、蹴られたり、胸ぐら掴まれたり、唾をかけられたりした経験を何度もしたので、今の僕は、随分と気にならなくなりました。

鉄と同じ。打たれて打たれて、強く硬くなるのでしょうね。

その意味では、色んなご意見にありがとう、です。

2.ご支援者に(涙が出るほど)ありがとう

選挙をしていく上での大きな支えは何と言っても「仲間と支援者」です。

よく選挙のとき、候補者の方が涙を流しながら支援者の方々に「ありがとうございました」と深々とお辞儀をしていますね。あの心境は本当に自然なものだと思います。

これまでコーヒー一杯ご馳走したことがある訳でもない、これからも何か約束しているわけでもない、市民の皆さんが、仲間が、寝食を忘れて自分のために働いてくださっている。

しかも、私が知らないところで、何倍もの労力をかけて私のことを宣伝したり、考えたりしてくださっている。これが喉にいいからと飴をくださったり、体が資本よとおにぎりを握ってくださったり。

そんなことを思うと、恐縮して震えるほどの感謝の気持ちに襲われます。

言葉というものは不十分なもので「ありがとう」という言葉では到底伝えきれない。

表現のしようがないので、とにかく選挙に勝って、仕事をちゃんとして恩返しするしかない、という結論に至ります。

もはや、自分が「やりたい」からではなく、「みなさんを笑顔にしたい」という思いで毎日奮い立つのです。

3.色んな情報にありがとう

候補者をやっていると、虚実ないまぜで、本当に色んな情報をいただきます。対抗馬がどうした、あの有力者がどうした、等々。

もちろん、一番の当事者ですから、私自身、確実な情報ルートを持っていますが、それでも、”巷のうわさ”というものを皆さん送ってくださいます。その一つ一つ、時間を割いて送ってくださることに感謝です。

意外と、僕自身は、マイペースな性格もあいまってか、エゴサーチもしないし、対抗馬云々の話もあまり気にならないし、澄んだ気持ちでいます。

前回の選挙のときは初めてでしたから、毎日ジェットコースターのような心境でしたが、今回は空を飛ぶジャンボジェットのような心境。

とにかく、自分のできることを精一杯やろう。自分が努力して変えられないことは仕方ない。

自らの気持ちを安定させ、湧き上がる熱い思いだけを大切に、毎日進むのみです。

選挙の当事者となれば、本当に色んなことがあります。色んなことに囲まれます。

でも、どんなことがあっても、突き詰めれば、「北九州市を何とかしたい」という一念だけが拠り所となっている気がします。

生半可な気持ちや我欲だけで動いていれば、煩わしいことだらけ、色んな人間と不気味な情報だらけのこの世界、すぐに逃げ出したくなるでしょう。これが”覚悟”というものの正体かなと思います。

何か多少心に揺れが生じるときも、帰ってくるところは常に同じ。

強烈に、「北九州市を良くしたい、皆さんを笑顔にしたい」、という思いだけなんです。

ひたぶるに、ひたぶるに、ただ思え。

気高く、強く、一筋に。

今日も皆さん、ありがとうございます。

北九州なら、必ず、できる!

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