行政の世界に「マーケティング」を持ち込む。当たり前だが、もっと注力すべきだ。
【DAY52】
週初めの月曜日。久しぶりに小倉駅でご挨拶の後、小倉打ち合わせから、八幡西区での会社訪問と、そして児童養護勉強会まで、てんこ盛りです。
皆さんがご縁の数珠繋ぎをしてくださるから、私の活動があります。
ありがとうございます。
–
単にご挨拶というだけでなく、必ず、北九州市の未来へのご要望やご意見をいただくようにしています。一方通行でなく、ほんの少しでも意見交換したいのです。
色んな方のお話しを伺っていると、年代層、男女の別、職業別で、色んなご意見やご要望に傾向があること、似通った部分があることを肌で感じます。
–
皆さん、「住みやすい」ということばをよく発せられます。
整ったインフラ、おいしい食、自然、災害の少なさ…改めて本当に豊かな土地なのだと思います。だからこそ、人口減少も進むが緩やかに踏みとどまっているとも言えます。
他方で、「こんなはずじゃない」「こんなもんじゃない」という皆さんの気持ちに触れることも少なくありません。
–
ではその突破口は何か。
何百、何千という方と出会っていると、通底するテーマや、皆さんの期待の共通点も見えてくるような気がします。
足で稼ぐマーケティングですね。
–
ひとつ、今日いただいたコメントの中で、印象深かったのは、
「なんで中途半端な開発が多いのだろう。それは工事やハコモノを持ってくること自体が目的化しているから。一部の人で決め合うから。真に市民みんなの声を聴いてくれれば、客の入らないハコやイベントがブツ切りで来ることはないのに。」という言葉。
–
公園をつくる、イベントを催す、港湾をつくる、建物を築く、街路を整備する、色んな場面で、真っ当な政策マーケティングを行おう。
カネを持ってきた、誰が持ってきた、付き合いの業者を引っ張った、ということではなく、真に必要なものを選び取ろう。
行政の世界に「マーケティング」を持ち込む。当たり前だが、もっと注力すべきだ。
(参考)大阪府が進めた政策マーケティング
https://www.murc.jp/…/quarterly/quarterly_detail/200804-2/
–
今日も皆さん、ありがとうございます!
北九州なら、必ず、できる!